同居と別居、そして……(3)
前回、前々回の続きです。このシリーズは今回が最後。
アマンダとフランシスの同居祝いパーティーの様子からお伝えします。
彼が経営するホテルの一室を貸し切ってのプチパーティーです。
主催者の友達婦婦、知り合い夫婦、そして蔓市の芸能人を二人呼んでいます。
A「えっと、死が分かつまでとは言わないけど、ここで彼と暮らすわ。
いいところでしょ?あの庭の大きなプールにいつでも泳ぎに来て」
F「俺に飽きたらまたシェアハウスに戻ればいいし、俺が恋しくなったらここにおいで。お互い何からも縛られず自由に生きよう」
K「待った。入り浸るのはいいけど出戻りは勘弁してよね。
あの家は今は私とルーシーの家であって、もうシェアハウスじゃないのよ」
L「そうね。そのうち子供も生まれるし、そうなったらアマンダのベッドを置くところを確保できるか分からない。
自由もいいけど、出て行ったからには戻らないつもりで頑張って」
K「それと!どっちでもいいから、アマンダの散らかったままの部屋を早急になんとかすること!あそこは子供部屋になる予定なんだからね!」
A「もう妊娠してんの?」
L「まさか。でも仕込みはバッチリよ。だからそのうち……ね」
K「ね。」
A「じゃあ生まれるまでは片付けなくていい?」
K「いいわけないでしょ。妊娠したらきれいな部屋に赤ちゃんグッズ揃えて楽しみに待っていたいの」
F「アマンダ、二人の新しい生活を邪魔しちゃいけないよ。手伝うからこのあと片付けに行こう」
セイちゃん「(片付けの話で終わるパーティー、初めて見るな……)」
最後は、英語圏女子たちの結婚・同居、ついでにちはるちゃんの成績A+++を祝う大規模パーティーです。
まあ、公園で集団バーベキューしただけですが。賑やかで楽しそうです。
本当は席が全部埋まるくらい人を集めたかったけど、1箇所に10人までしか呼べないルールがあるためこうなりました。
おめでとう→ありがとう→いただきます、の流れのあとに。
私「お肉おいしい。歩も連れてきたかったな」
義姉「お互い子供が中学生になったらまたバーベキュー大会やりましょ」
私「そうですね。そのころには子供がずいぶん増えてそう」
義姉「結婚ラッシュもあったしね〜」
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本田「ふふふ、バーベキューもたまにはいいですね。なにがいいって……」
本田・各家庭の主婦達『お皿を洗わなくていいところ!!!』
それは私も思います。家で食事したら誰かに皿洗いを命じないといけないし、皿を集めるのにも洗うのにも時間がかかる。
皿洗い役は仕事に出るのが少し遅くなる。
でもバーベキューなら、食べさせたらすぐサクサクと全員を仕事に送り出せます。
バーベキュー大会は大好評のようなので、また時々こうして集まらせるかもしれません。
ルーシーとケルシーの結婚、アマンダとフランシスの同居、そして成績A+++のちはるちゃん。
みんなおめでとう!
次のパーティーは、いつ、なにを祝う目的で開かれるのでしょうね。
(とか言いつつ心の中ではもう決まってます)